専門部長挨拶
平素より本専門部の活動に、ご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
令和6年は、能登半島地震、羽田空港事故と心痛む悲しい年の始まりとなりました。犠牲者の方々には衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々が一日も早く立ち直られることを心からお祈り申し上げます。
さて私は、この度の異動により、宮城県石巻商業高等学校に着任いたしました。当専門部長を拝命し3年目となります。今年度も一生懸命、職務を務めさせていただきますので、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
昨年5月に新型コロナウィルス感染症の法的位置付けが第5類に引き下げられ、社会生活においても、コロナ禍以前の活気が戻ってきたように感じられます。8月に山形県西川町において全国高等学校総合体育大会カヌー競技大会を無事開催することができました。また、3月には京都府京丹後市において、全国高等学校カヌー長距離選手権大会を開催することができました。本大会を目指し、日々苦しい練習に耐え、自身の競技力向上に努め、頑張ってきた選手諸君、熱心にご指導されてきた指導者の皆様、さらにはカヌー競技を支えていただいております関係の皆様に感謝申し上げます。また、大会開催に向け、ご尽力くださいました関係の皆様に心より感謝を申し上げます。今後も、各都道府県専門部におかれましては、全国高校総体や高校選抜大会等各種大会に向けて、選手が安心・安全に最高のパフォーマンスを発揮し、活躍することができますよう、競技力向上、競技運営に努めていただきたいと思っております。今年度も熱い戦いが繰り広げることができるよう、改めて関係の皆様にお願い申し上げます。
最後に、選手諸君には、一日一日を大切に過ごし、カヌーが出来る環境に、感謝の気持ちを忘れず持ち続け、未知の状況にも対応でき得る力をしっかりと身に付け、自身の競技力向上に努めて欲しいと思います。また、カヌーに携わる皆様には、今後もより一層、カヌー競技が発展できるよう、ご支援を賜りますことをお願い申し上げ、専門部長としての挨拶とさせていただきます。
全国高等学校体育連盟カヌー専門部長
佐藤 好彦 Sato Yoshihiko
宮城県石巻商業高等学校長