北海道ブロック活動報告
藤崎 秀昭
北海道では平成27年6月5日(金)、南富良野町かなやま湖においてインターハイ予選を兼ねた北海道高等学校カヌー選手権大会を開催しました。
雪解けの遅い北海道では、本年度もほとんどの選手がゴールデンウィークが初漕ぎという状況です。それから1ヶ月程度でのレースとなります。
参加校は昨年より増えて男子3校、女子3校計10名の参加という状況でした。今年度、参加校が増えたことを喜ばしく思います。
レースは向かい風と高い波の影響で、選手達は苦戦しながらも精一杯漕いでいる様子でした。悪天候の中でしたが、レースは全日程を無事終了出来ました。これもひとえに、皆様のご協力のおかげと感謝申し上げます。
地理的・気候的ハンデを強みに変えて、じっくり、しっかり冬季トレーニングを積んでいけていることがほんの少しずつではありますが、タイムアップにつながって来ているのではないかと考えています。
これからも、カヌーが出来る環境に感謝を忘れず、選手・指導者一丸となって着実に前進していけるよう頑張ります。
東北ブロック活動報告
小野 幸一
このたび発生した熊本県及び九州地域を震源とする熊本地震により亡くなられた方々、ご家族の皆様にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、東日本大震災より5年を経過しましたが、震災復興のスピードは思いのほか遅く、震災の風化が懸念されておりますが、全国各地よりご支援・励ましをいただいておりますことにあらためて感謝申し上げます。
さて、平成27年度の活動として、6月19日~21日に岩手県盛岡市御所湖広域公園漕艇場にて「第18回東北高等学校カヌースプリント選手権大会兼希望郷いわて国体リハーサル大会」を、10月16日~18日に福島県二本松市阿武隈漕艇場にて「第6回東北高等学校新人カヌースプリント選手権大会」を実施致しました。また、9月19~21日には福島県のご支援をいただきながら、阿武隈漕艇場において、各県国体選手の合同合宿を行いました。さらに、東北新人大会での決勝進出者を対象として、12月18~20日に東北選抜合宿を山形県立谷地高等学校トレーニング室及び付帯施設を借用させていただきながら実施いたしました。
平成27年度も東北各県の選手達は、インターハイ、国体等で優勝や入賞をし、活躍してくれました。その中で、ジュニア日本代表選手、コーチングスタッフ2名を世界選手権大会(ポルトガル)に選出されたことと、被災者でもある佐藤海斗選手の国体での大活躍は、被災地に勇気と希望、感動を与えてくれたことと思います。
これからも、「東北を制する者は全国を制する」を合い言葉に、東北ブロック一丸となって情報を共有しながら切磋琢磨するとともに、カヌー競技ができる環境に感謝しながら活動を行いたいと考えております。
関東ブロック活動報告
菊田 卓也
平成27年度の諸行事も無事に終えることが出来ました。これも各県高体連カヌー専門部役員、各高校顧問等関係各位の皆様のご支援とご協力の賜と深く感謝申し上げます。
平成27年度の関東大会は6月13日(土)、14日(日)に山梨県精進湖において開催され、男子125名、女子51名の合計176名が参加し熱戦が繰り広げられました。また関東選抜大会は関東・東北豪雨の影響の心配もありましたが無事に大会を開催することができ、9月19日(土)、20日(日)に山梨県精進湖において開催され、男子108名、女子50名の合計158名が優勝を目指し最後まで競い合いました。
また、昨年度に引き続き、関東ブロックのレベル向上を目標に10月10日(土)~12日(月)に精進湖において関東ブロック合宿を行いました。競技能力に応じた指導を行い、高校生だけでなく中学生や大学生の参加もあり、選手にとってはオフシーズン前にお互いに刺激しあう実りのある合宿となりました。
2020年東京オリンピックも近づき、関東ブロックから1人でも多くの代表選手を輩出するべく関東指導者セミナーを実施するなど選手だけでなく指導者も新しい知識・技術・情報を得ようと努力しています。
今後も強い関東ブロックの実現を目指して指導者・選手一丸となって頑張ります。
北信越ブロック活動報告
水野 浩
今年度から北信越ブロックは「北信越高体連カヌー専門部」として新たなスタートを切ることができました。
「北信越高体連カヌー専門部」が充実した組織として進展できるよう、これからも努力してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
さて、私たち北信越ブロックでは、今年度、以下のとおり活動に取り組みました。
北信越高体連カヌー専門部常任委員会
・5/12 第1回 富山県・越州
・6/13 第2回 富山県・早乙女湖
・2/13 第3回 新潟県・上越市
北信越高校体育大会カヌー競技
・6/13・14 SP 富山県早乙女湖
・8/24 P 福井県北潟湖
北信越高体連カヌー専門部合同合宿
・11/14・15 SP 石川県木場潟
北信越ブロックは、今年度のインターハイにおいて3種目の入賞に終わるなど、まだまだ他のブロックの後塵を拝しています。今後も合同合宿などを中心に北信越ブロック全体の選手強化に邁進する所存です。
東海ブロック活動報告
池住 秀夫
平成27年度の東海ブロックカヌー専門部の行事も、無事に終了することができました。これも各県高体連カヌー専門部の先生方、各県のカヌー関係者の皆様の御支援・御協力の賜物と深く感謝申し上げます。
今年度の東海高校カヌー選手権大会は静岡県の担当で行いましたが、県内に大会を開催できる場所がないため、愛知県みよし市でおこなった。今大会を開催するにあたり、愛知県の方にご協力をいただき、無事に開催することができた。
特に競技役員について、静岡県からも役員を派遣したが、地元のみよし市カヌー関係者の方に来ていただき、何とか役員を確保することができた。静岡県主催の大会ではあるが、みよし市は毎年多くの大会を開催しているので、経験者も多く、運営や競技役員について頼りがちになってしまい、大変迷惑をかけたと思う。
大会自体は雷の心配もあり雨は一時強く降ったが、大きなトラブルや遅延もなく、おおむね時間どおり開催できた。
競技自体は名鉄学園杜若高校のカナディアンの強さが目立ちました。総合で他を圧倒し男子総合優勝をしました。他のチームも今後十分にトレーニングを積んで、切磋琢磨できるように来年につなげていく次第です。
近畿ブロック活動報告
丸山 一馬
今年度も、各先生方にご協力をいただき、平成27年度諸事業が事故も無く無事終了できたことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。
近畿高体連カヌー専門部関連事業として、6月12日から14日に183名が参加した平成27年度近畿高等学校総合体育大会カヌー競技 第14回近畿高等学校カヌー選手権大会(兵庫県 音水湖カヌー競技場)、11月6日から8日に148名が参加した近畿高等学校新人選手権大会(滋賀県立琵琶湖漕艇場)を実施いたしました。
6月の近畿大会では、直前の豪雨により当初予定されていた和歌山県の美山漕艇場から急きょ兵庫県の音水湖カヌー競技場での開催となりましたが、選手たちはそのような環境の中でもしっかりと対応し、熱戦を繰り広げ、無事に大会を開催することができました。
11月の新人大会は、毎年近畿独特のイルミネーション方式を採用し、男子カヤックはA決勝からH決勝まで、男子カナディアンはA決勝からC決勝、女子カヤックはA決勝からE決勝を行い各部門MVP・新人賞を設定し、出場した全選手のランキングが出てくるシステムで行いました。選手が切磋琢磨し、冬の厳しい季節のモチベーション向上につながる良いシステムで、例年この方式で行っています。特に今年度は上位者を中心に全国や近畿での合宿に参加するメンバーの選抜大会とし、例年以上に白熱した大会となりました。
12月には近畿合同合宿を行い、近畿の中学生や高校生が滋賀県の琵琶湖漕艇場に集まり2泊3日で行い、エルゴの測定や水上練習、ランニングの測定など盛りだくさんの内容で、お互い切磋琢磨し、技術の向上や連帯感が生まれたのではと思います。
今年度も近畿高体連カヌー部一丸となって事業を実施していきますので、どうぞ全国高体連カヌー専門部や(公社)日本カヌー連盟をはじめとする関係諸機関のさらなるお力添えをよろしくお願いいたします。
中国ブロック活動報告
田上 泰裕
今年度も、中国各県の御協力をいただき、平成27年度の諸事業が滞りなく実施することができました。深く御礼申し上げます。
中国高体連カヌー専門部関連事業では山口県岩国市にて、6月5日(土)~ 6月6日(日)に第3回中国高等学校カヌー選手権大会を開催しました。また、10月23日(土)~10月24日(日)には第3回中国高等学校新人カヌー選手権大会を行いました。
6月・10月の大会を行った中山湖カヌー特設競技場は、次年度に全国高校総体カヌー競技が開催される会場で、観覧もしやすい素晴らしいコースです。次年度の全国総体の会場ということもあり選手達は意識も高く取り組めたのではないかと思います。
さて、いよいよ次年度、「平成28年度全国高等学校総合体育大会2016情熱疾走 中国総体カヌー競技」が山口県岩国市の中山湖特設カヌー場にて開催されます。中国地区の諸先生方の御指導を仰ぎながら、関係諸機関と連携を図り、インターハイの成功に向けて努力して参ります。会場の狭さや交通の不便など、何かと御迷惑をおかけすることもあろうかと思いますが、御協力の程、お願い申し上げます。
次年度におきましても、更なる努力を続けていきたいと考えておりますので、御支援と御協力をお願い申し上げます。
四国ブロック活動報告
安藤 恵子
平成27年度も各関係者の方々にご協力いただき、大会、行事等が無事終了いたしました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
27年度は、6月第3週に第11回四国カヌー選手権大会が香川県府中湖カヌー競技場で開催されました。8月に京都府久美浜で開催された、全国高等学校総合体育を想定し、各選手たちの熱いレースが展開されました。また、10月中旬には、第11回四国カヌー新人大会が、香川県府中湖カヌー競技場で開催されました。このレースは、平成28年度の全国レベルの主要な大会を各選手たちが想定したレースが展開されました。
私たち四国ブロックは、より一層のレベルアップを目指し,より多くの合同合宿や素晴らしい環境の府中湖での練習会などを計画していきたいと考えています。2022年に開催される予定の四国インターハイに向けての準備がいよいよ始まりました。競技の開催地はこれから決定していくわけですが、どこの開催地になっても全国の高校カヌー競技者、指導者の皆さまを快くお迎えできるよう選手強化や大会運営の準備に取り組んでいきたいと思います。
そして、あと4年しかない2020東京五輪に向けても高体連としての関わりを考えていかなければならないと感じています。
今後も各顧問の先生方や関係者の方々と心ひとつに、四国ブロックの更なるレベルアップに向けて邁進していく所存です。今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げます。
九州ブロック活動報告
西川 和昭
熊本県を中心に、九州各県で起きました震災には全国各地よりご支援・励ましをいただいきあらためて感謝申し上げます。未だ余震が続き心配される状況ですが、少しずつ復興へ向け動き出しています。
さて、平成27年度の活動ですが、6月12日~14日に佐賀県富士町しゃくなげ湖ボート場において「全九州高等学校体育大会カヌー競技会」を、10月23日~25日に大分県真玉カヌー場において「九州高等学校カヌー新人大会」を実施いたしました。
また、12月25日~27日には毎年恒例の「九州カヌー冬季合同合宿」を鹿児島県菱刈カヌー競技場において開催したところ、九州内外より319名の参加者が集い次年度へ向け漕ぎ込みを行いました。
そして、本年度は九州新人大会の決勝進出者を集め、2月12日~14日に宮崎県新富町において日本スポーツ振興センター委託事業「九州タレント発掘・育成コンソーシアム九州ブロック選抜選手強化合宿IN宮崎」を実施いたしました。この事業は来年度も実施され、この合宿に参加した選手の中から世界の舞台で活躍する選手が出ることを期待します。
これからも「九州は一つ」を合い言葉に、指導者・選手一丸となり活動していきたいと思います。