北海道ブロック活動報告
令和4年度の諸事業も無事に終了することが出来ました。関係各位の皆様にお礼申し上げます。
令和4年度 第17回北海道高等学校カヌー選手権大会兼全国高等学校総合体育大会カヌー競技北海道予選会
実施日 令和4年6月2日(木)~3日(金) 南富良野町かなやま湖特設カヌー競技場
参加校 男子4校、女子2校 計6校
参加者 男子10名、女子6名 計16名
北海道の雪解けが早く、ゴールデンウィーク前からのシーズンインとなり、選手たちも十分な期間で全道大会に向け練習しました。
今年度で17回目となるカヌー競技大会を南富良野町かなやま湖特設競技場において行いました。今年度も南富良野町教育委員会の協力によりコースを設置することが出来ました。
今年度は、16名の選手がエントリーをしました。かなやま湖の独特の波風の中、各選手自己ベストを狙い切磋琢磨したレースでした。
今後ともカヌー専門部、各高校顧問、北海道カヌー協会が一丸となり競技成績の向上、競技の普及に向けて努力したいと考えております。
令和5年度の諸行事は以下の通りに予定しております。
実施日 令和4年6月1日(木)~2日(金) 南富良野町かなやま湖特設カヌー競技場
東北ブロック活動報告
令和4年度の活動については、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施しながら、各関係機関の御協力のもと、6月17日~19日に東北高等学校カヌースプリント選手権大会を岩手県立御所湖広域公園漕艇場にて3年ぶりに開催し、10月21日~23日に東北新人カヌースプリント選手権大会を福島県阿武隈漕艇場にて開催することができました。
委員長会議については、昨年に引き続きWEBで実施するなど、全てがコロナ前に戻ることはできませんでしたが、徐々に日常を取り戻しつつあります。
今年度は、嬉しいニュースとして、久しぶりに青森県で高校生が活動し始め、東北全ての県がインターハイへ出場することができました。そのインターハイでは、山形県立谷地高等学校が種目優勝4つを含む男女総合優勝をするなど、華々しい活躍が見られ、東北のレベルを牽引しています。
また、残念なニュースとして、今年度をもって秋田県の高校生の活動が一時休止する方向との報告を受け、話題となりました。
新型コロナウイルス感染症により活動が停滞してしまった影響も大きく、部員の確保や魅力ある部活動の在り方、カヌーファミリーの拡大等々、様々な問題が山積していますが、東北ブロック一丸となって、情報共有しながら協力して参る所存です。
関東ブロック活動報告
有泉 淳
令和4年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、何とか関東大会・関東選抜大会を開催することができました。大会開催へ向け御尽力を頂いた、各県高体連カヌー専門部役員、各校顧問等関係各位の皆様には深く感謝申し上げます。過去2年間、関東大会や関東選抜大会が中止になったことで選手たちのモチベーションの低下が危惧されましたが、感染症対策を施した上で開催した両大会においては、選手たちが持てる力をいかんなく発揮することができ、盛り上がりを見せた中で無事に大会を終えることができたと思います。
一方で感染症対策が継続されていたため、選手間の交流が盛んには行われませんでした。2月に実施した「関東近県合同合宿」においても、リモート形式を採用したため、他県の選手と直接話したり一緒に水上練習をしたりすることができませんでした。今後は選手同士が互いに刺激し合い、関東全体の競技力の向上を図れればと思います。また、大型連休明けにコロナが第5類感染症に引き下げられることで新たな対応が求められること想定されるため、気を抜かずに活動を継続していきたいと思います。
北信越ブロック活動報告
令和4年度北信における北信越高体連カヌー専門部の諸行事も無事終了することができました。
さて、今年度は北信越高等学校体育大会カヌー競技会を実施することができました。
しかし、諸会議につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、北信越大会と同時に実施した第2回常任委員会を除き、全て書面審議により実施いたしました。
北信越各県の常任委員の先生を中心に、各県加盟校への連絡等を円滑に行っていただき、スムーズな審議を行うことができました。
競技会は役員・選手が感染防止対策について高い意識をもって取り組んだため、円滑に実施することができています。
北信越ブロックの大きな課題は、秋季期間におけるブロック新人大会の立ち上げですが、今年度を立ち上げに向けて準備の年とすることとなりました。令和6年度から実施することを目標に、各県の常任委員の先生方と協議を重ねながら準備に取り組んで参ります。
長く続いたコロナ禍もようやく収束の目処が見えてきたように思います。更なる選手の活躍の場を作り上げることができるよう、諸活動に取り組んでいきたいと思います。
東海ブロック活動報告
田中 直美
令和4年度東海ブロックの諸行事も無事終了することができました。
関係各位、役員、指導者の皆様のご尽力に深く感謝申し上げます。
6月18日19日に第69回東海高等学校総合体育大会(愛知県)、11月12日13日に第3回東海高等学校カヌー競技新人選手権大会(静岡県)、12月17日18日に東海ブロック合宿研修会(愛知県)が行われた。
東海ブロック合宿研修会では、東海4県併せて100名近くの参加があった。水上トレーニングではテクニックを学び、陸上では講義を受けたり自分の体力について知り、来シーズンに向けての目標を明確にしてモチベーションを高める機会となった。今回も会場となった愛知県みよし市三好池カヌー競技場の常設コースでのレースや活動は、選手にとって恵まれた環境であり東海4県の交流・拠点として貢献した。
今後も東海カヌー専門部、関係者の交流を活発にし、選手育成・競技発展に期待したい。
近畿ブロック活動報告
令和4年度の各大会が無事終了したことに対しこの場を借りてお礼申し上げます。
本年度近畿ブロックでは、6月10日(金)から12日(日)まで関西みらいローイングセンター(滋賀県立琵琶湖漕艇場)において近畿総合体育大会カヌー競技が、10月28日(金)から30日(日)まで関西みらいローイングセンターで近畿高等学校カヌー新人選手権大会が奈良県高体連カヌー専門部が主管として開催されました。
残念ながら6月の大会は強風のため最終日の各種目A決勝が中止となりましたが、近畿の高校生がコロナ禍を吹き飛ばすべく精一杯漕ぎきりました。新人大会では500m種目と4000m種目(1年生2000m)が実施され、高校日本代表選手を初めとして各校の選手がお互い切磋琢磨すべく好レースを展開しました。主管県の奈良県は競技人口が少なく指導者の数も少ない中で近畿各府県の先生方の献身的な取り組みで素晴らしい大会となりました。特に6月の大会の決勝種目中止の判断については、選手の進路にも関わる部分もあり実施したい気持ちは選手・役員ともに大きかったですが、安全第一の信念のもと中止の判断がなされました。各校各顧問ともに安全管理の意識は徹底しており今後の大会でも適切な運営を行っていきたいと思います。
課題としては特にカナディアン種目の選手数減少です。幸い近畿には、オリンピックカナディアン種目で入賞された阪本先生(和歌山県立神島高等学校)という素晴らしい指導者もおられますので、近畿一丸となって強化を進めていきたいと思います。次年度も事故無く各大会を運営し、「近畿はひとつ」の合い言葉を胸に、各選手がカヌー競技を通じて自己実現を図れるよう我々指導者も精一杯頑張りたいと思います。
中国ブロック活動報告
四国ブロック活動報告
四国ブロックでは、コロナ禍の中ではあるが、6月に四国高等学校選手権大会を徳島県で開催することができた。また、7月には国体四国ブロック予選を高知県で開催することができた。8月には「四国インターハイ」が、香川県坂出市の府中湖カヌー競技場で開催され、無事終了した。インターハイでは男子総合成績で香川県立坂出工業高等学校が2位、女子総合成績で香川県立坂出高等学校が4位に入賞しました。個人では、男子カヤックフォア500m、200mで渡辺・田井・大林・松本(坂出工業高校)が2位、男子カナディアンシングル500mで池口(坂出工業高校)が2位、200mで渡邉(明徳義塾高校)が3位、男子カナディアンペア200mで渡邉・下元(明徳義塾高校)が3位、男子カナディアンフォア200mで池口・綾田・久保・村山(坂出工業高校)が2位という結果を収めることができた。その他にもたくさんの入賞があり、この数年間で四国のレベルは少しずつ上がってきているように思う。
10月には香川県府中湖カヌー競技場にて四国高等学校新人カヌー大会を実施した。開催県である香川県高体連専門委員長の栗先生が中心となって、四国高体連専門委員長間で大会開催に向けて協議を重ね、四国カヌー協会と連携を図りながら、大会を開催することができた。主管である香川県カヌー協会および香川県高等学校体育連盟カヌー専門部の協力も大きかった。
12月には、四国ブロック合宿を計画していたが、大雪の影響で中止となった。
九州ブロック活動報告
令和4年度の活動報告です。
コロナ感染により令和3年度に続き、感染対策など制限の中での活動となりましたが、全ての大会が無事に終了することができました。
全九州高等学校カヌー競技大会は、6月17日~19日に長崎県諫早市で開催されました。
九州ブロック大会は、7月23日~24日、熊本県が開催の担当県でしたが鹿児島県カヌー協会など多くのご協力のもと鹿児島県伊佐市で開催されました。
九州高等学校カヌー新人大会は10月21日~23日に鹿児島県伊佐市で開催されました。鹿児島国体の前年ということもあり、国体を見据えた大会運営となりました。
コロナ感染も終息していない中、選手達のためにこのような機会を与えてくださった全ての方々に心から感謝申し上げます。
諸会議についても各県専門委員長の先生方のご協力によりスムーズに進行し、今後の大会の持ち回りや専門委員会の担当県などを決定することができました。
次年度も「九州は一つ」を合い言葉に、指導者・選手一丸となり、活動していける感謝を忘れずに精進していきたいと思います。