東北ブロック活動報告

松田 淳司

令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、6月の「令和2年度東北高等学校カヌースプリント選手権大会」(福島)の中止、10月の「令和2年度東北高等学校新人カヌースプリント選手権大会」(福島)の中止であった。

また、大会については、東北各県において代替大会、記録会、各県での新人大会など、各県のコロナの状況、準備期間などを考慮しながら行われた。特に、3年生にとっては非常に残念でならない年である。

東北各県の大会では、感染防止対策などの徹底をしながら行ている。感染防止対策として、受付場所を設け、検温、アルコール消毒、氏名や住所の記入、拍手応援、観戦者同士の間隔を十分に距離をとるなどの対応を取っている。

来年度は、例年通りに近い大会が開催できることを期待したい。

関東ブロック活動報告

有泉 淳

令和2年度に開催される予定であった関東大会及び関東選抜大会については、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。大会開催へ向け御尽力を頂いた、各県高体連カヌー専門部役員、各校顧問等関係各位の皆様には、深く感謝申し上げます。

6月に開催予定であった関東大会は、臨時休校により十分な練習が行えず断念せざる得なった状況となりました。9月の関東選抜大会は何としても開催をしようと、皆様に御尽力をいただいたのですが、開催することができませんでした。また、コロナ禍での対応として各都県で対応の差はありましたが、部活動の活動制限が敷かれ十分な練習をすることができませんでした。

限られた時間の中ではありますが、強い関東ブロックの実現を目指して指導者・選手ともに努力を積み重ねていきたいと思います。

北信越ブロック活動報告

澁谷 毅

2020年度は新型コロナウイルスによる感染拡大の影響で競技会や会議も中止といたしました。

北信越高体連カヌー専門部常任委員会
 第1回常任委員会・・・会議の実施は中止(書面審議)
 第2回常任委員会・・・ZOOMを使用し、Web会議を実施(2/24)

北信越高校体育大会カヌー競技・・・中止

北信越高等学校カヌー専門部新人選抜合宿・・・中止

今年度は福井県で全国高校総体カヌー競技が「走れ 北信越の大地を とべ 北信越の大空へ」のスローガンのもと開催される予定です。

大会成功に向け、皆様方のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

東海ブロック活動報告

濱口 洋輔

令和2年度東海ブロック・カヌー専門部の諸行事も無事終了することができました。これも関係各位、役員の皆様のご理解とご協力によるものと、深く感謝申し上げます。

令和2年度は新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、東海総体をはじめとしたほとんどの大会の中止が余儀なくされ、最後の大会に向けて毎日練習に励んできた3年生にとっては、その実力を披露する場が失われてしまう残念な年となりました。3年生には主に後輩指導に重点を置いた活動を行ってもらうことで、その思いを次世代へ引き継ぐことを目的とし、各学校において1年間活動を続けてきました。コロナ禍において、練習時間の確保や練習メニューの工夫等様々な課題が山積する中での活動ではありましたが、次年度の大会に向けた前向きな練習ができました。令和3年度は、11月に第1回の東海新人大会を実施する予定であり、東海カヌー専門部としての活動をより広げていきたいと考えています。

今後も、全国高体連カヌー専門部および東海高体連カヌー専門部のご協力を賜りながら、本専門部としての活動を続けて参りたいと考えております。

近畿ブロック活動報告

饗場 忠佳

令和2年度の諸事業も無事に終了することが出来ました。関係各位の皆様にお礼申し上げます。

令和2年度近畿高等学校総合体育大会カヌー競技 
実施日 令和年 6月12日(金)~14日(日) 音水湖カヌー競技場  中止

令和2年度近畿高等学校カヌー新人選手権大会
実施日 令和2年 10月30日(金)~11月1日(日) 滋賀県立琵琶湖漕艇場
参加選手 140名

500m・長距離レースを実施した。天候・コンディションにも恵まれた。大会運営については、新型コロナウィルス感染症拡大防止の対策を行いながら、無事に終えることが出来た。

中国ブロック活動報告

原囿 由紀子

2020年度を振り返って
今年度は、新型コロナウイルス感染症がスポーツ界へ与えた影響は大変なものがありました。オリンピック・パラリンピックをはじめとする国内外で行われる多くの国際大会や、全国大会・県大会が中止または延期となりました。
4月16日の緊急事態宣言発令後、選手達の強化練習が困難になり、自宅での練習が余儀なくされました。感染症の拡大を封じ込めるために、選手達は一人で練習に取り組むという孤独な日々を過ごし、必ずコロナ禍は収束してこれまで通り大会が開催されると信じていました。しかし、県総体・中国総体・インターハイが次々と中止になり、選手達(特に3年生選手)は絶望的な状況に追い込まれていきました。先行きの見えない中、何を信じて頑張れば良いのかわからぬまま、あるかどうかも解らない大会に向けてひたすら練習(準備)をするしかありませんでした。
そんな中、山口県カヌー協会をはじめとする関係者の皆様のご支援・ご協力のお陰で、コロナ感染症の拡大防止対策をしっかり行い、秋の中国新人大会を無事に終了するができました。選手達は、持っている力を全て出し切ることができました。これからも前を向いて真っ直ぐに生きていってくれる事と思います。選手達のためにこのような機会を与えてくださった全ての方々に心から感謝申し上げます。

第8回中国高校カヌー選手権大会・・・中止

全国高等学総合体育大会・・・中止

第75回国民体育大会カヌー競技・・・延期

第8回中国新人カヌー選手権大会
場所:山口県
11月24日に山口県の中山湖特設カヌー競技場で中国新人大会を開催しました。コロナ禍のため、残念ながら岡山県、広島県の参加は実現しませんでした。今年はシングル種目のみの大会となりました。コロナ感染症拡大防止対策をしっかり行い、大会は無事に終了することができました。成績は、悪天候で好記録は望めませんでしたが、男子K-1・C-1・女子K-1全ての種目で選手達の成長を感じることができました。一日も早くコロナ感染症が収束し、これまで通り中国5県の選手達が集う大会が開催されることを願っています。

終わりに
2021年は、新型コロナウイルス感染症のワクチンの開発・普及は進んでいくとは思いますが、まだまだ、コロナ禍が継続するという事を前提に、引き続き感染拡大防止に専門部一丸となって努めていきたいと思います。選手達のために、大切な大会を1つでも中止にする事のないように気を引き締めていきたいと思います。

四国ブロック活動報告

松田 勇輝

四国ブロックでは、コロナ禍により各県とも総合体育大会が開催中止となった。各県ごとに対応は異なるが、総体の替わりとして代替大会等を開催するなどの対策を施した。また、国体延期に伴い、国体四国ブロック予選も中止となった。

令和2年10月25日に無観客のもと香川県府中湖カヌー競技場にて四国高等学校新人カヌー大会を実施した。開催県である香川県高体連専門委員長の栗先生が中心となって、四国高体連専門委員長間で大会開催に向けて協議を重ね、四国カヌー協会と連携を図りながら、何とか大会を開催することができた。主管である香川県カヌー協会および香川県高等学校体育連盟カヌー専門部の協力も大きかった。

12月に開催する予定であった、四国ブロック合宿もコロナ禍の影響で開催中止となった。四国ブロックジュニア強化委員の須崎高等学校の長井先生が中心となって、エルゴ・クーパー走のデータは各校で取りまとめて報告した。

コロナ禍の影響は多大なるものであり、県をまたいでの遠征等、強化においても十分にできない状況が続いている。特に、愛媛県と徳島県ではカヌー部が1校しかないため、強化においては県外遠征を欠かすことができない。今後、コロナ禍の状況で、どのようにして他県との連携を図っていくかが課題となる。               

九州ブロック活動報告

足立 和宏

令和2年度は、新型コロナウイルスの感染が全国的に広がり、感染拡大防止のため各県の高校総体、全九州体育大会が中止となった。

今回の新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、このような全く予測が付かない事が起こり、大会の開催が出来なくなるという、未だかつてないことを学んだ一年であった。

そのような中、九州新人大会を開催することが出来たことは、不幸中の幸いと思う。

大会は10月24日~25日の日程で、大分県豊後高田市真玉町・真玉カヌー場において、公益社団法人日本カヌー連盟「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」を準拠し大会が開催された。

出場選手においてはガイドラインに則り、大会2週間前からの検温や健康状況確認が義務づけられた。

競技会においても、開・閉会式の取り止めや、応援時の発声禁止、練習や競技会以外ではマスクの着用など、今までの大会とは全く違う「新しい生活様式」での実施となった。

このような「新しい生活様式」(大会のあり方)に慣れていないので、選手だけでなく指導者であるわれわれもあたふたするような状況であった。

大会は、2日間とも生憎の強風の中でのレースとなったが、事故もなく大会が無事に終了することが出来たのは、開催県の大会関係者や各県参加者の協力のお陰と感謝申し上げます。

本年度はこの大会のみの開催だけで、毎年恒例の九州合宿もコロナウイルス感染拡大予防のため、九州合宿を実施して初めての中止となった。

最後に、本年度このような大変な状況の中で大会を無事に終了することが出来たのも、各県専門部をはじめ、各校のOB・OG並びに関係各位のご協力のお陰と深く感謝しお礼申し上げます。